オリンピックに採用された【ケイリン】のルールをご存知でしょうか?

シドニー五輪から正式種目に採用されたのが、日本初のスポーツであるケイリンです。
実はこのカタカナで表記されていることには理由があります。

 

公営ギャンブルになっている「競輪」と、オリンピックに採用された「ケイリン」ではルールが異なるのです。
同じ読み方でもルールも会場も異なる似て非なる競技だと考えて良いでしょう。

 

ファンでも違いを理解していない人が多いので、詳しくまとめていきたいと思います。
競輪とケイリンの違いを知って、友人や家族へ教えてあげてみるのも良いでしょう。

 

ケイリンとは?

 

オリンピックに採用されたケイリンはルールが若干アレンジされたものです。
国を代表して戦う場所のため、仲間同士で協力する要素を極力排除した内容になっています。

 

元々競輪ではラインというチームを作りながら1位を目指しますが、オリンピックでは八百長などが入る隙になってしまうでしょう。
そうした懸念もあり、より個人向けにルールが改変されたのがケイリンだとイメージしてみてください。

 

 

 

また、競輪に比べてケイリンの方がスピード重視の競技になっています。
ラインによるチーム作りや駆け引きよりも、個人のスピードが重視されるルールになっているのです。
選手が走行するバンクの1周の距離が短いですし、左右に動いて進路を妨害することが厳しく禁止されています。
こうした点が競輪と違う部分になっているので注目して観戦するようにしてみましょう。

 

4種目のケイリン

 

競輪用の自転車

 

スピード重視のケイリンとは別に、「スプリント」「チーム・スプリント」「オムニアム」という種目が存在しています。
これらもオリンピックの競技に含まれており、世界一を目指した選手が集まって来るのです。

 

スプリントは駆け引き出来るのが魅力で、例えば相手の進路妨害をしても良いです。
選手自身の強さだけでなく策略が見所のレースになっており、ラストスパートの全力疾走は白熱するでしょう。

チーム・スプリントは日本で行われる競輪そのもので、ラインを作って走るレースとなります。
それぞれが自分の役割をこなすことで1位を目指すスタイルは日本人が得意とするところです。

オムニアムは少し変わっていて、4種類のレースの総合得点で勝者を決めます。
スクラッチ・レースやテンポ・レースを行い順位に応じた得点を入手するルールです。

 

ガールズケイリン

2012年のロンドンオリンピックから女子ケイリンが正式採用されました。
これにより男性だけでなく女性選手もケイリンで金メダルを目指せるようになったのです。

 

ルールは基本的に同じですが、走行距離などが一部異なる種目もあります。
スピードは男子ケイリンに劣るものの、駆け引きやレース展開はいずれも見応えがあるでしょう。

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